陶芸教室で素焼きした作品に釉薬をかけに行ってきました。
今日は午後から行ったので
お友達と先生の3人で作業になりました。
今どきの政権のお話や、先生の亡くなられた奥様の話などしながら、過ごしました。
亡くなられた奥様は、定年を前にリタイヤされて、海外旅行などを楽しまれたそうです。
奥様は62歳で亡くなられたということで、
定年まで働いていたら、楽しむことなく、闘病生活になったかもしれない。
とおっしゃれたとき、ふと、自分の身に置き換えてみました。
働くことも大切だけど、短い人生を楽しむことも大切だよね。
わたしもこのままだと、定年が来たら病気になって、海外旅行もできずに、終わってしまうかも⁉︎
と想像してしまいました。
人生設計やライフデザインという言葉をよく聞くのですが、設計やデザイン画のとおりに行かないのが人生だと身に染みて感じます。
何を優先するのか?
真剣に自分に問いたくなりました。
人生の学びがあるから、陶芸教室は楽しいのです。
陶芸の話に戻ります。
私が頭で考えて塗ろうと思っていた色は、
教室に行って、釉薬を前にしたら
すっかり、飛んでしまいました。
それで、その場の気分で釉薬をかけました。
お茶碗は白萩と黄瀬戸。
小鉢は白マットに瑠璃なまこ。
お花は鉄赤と白マットと鉄赤の混合。
それにしても、なんで、飛んでしまうのかしら?
窯入れはいつになるかわからないよ!
と先生がおっしゃれたので
涼しくなってからで良いですよ!
と高齢の先生の体調を心配しつつ答えました。
そのうち焼き上がるでしょう。
そんな、ゆるい感じのところが、私は心地いいです。